1998.10.01
TV Veep
deepskyblue(井)=Vicious編集長 井口 吾郎 氏
violet(渋)=渋沢 ひろみ さん
white(G)=Gacktさん
渋:さて続いては、「VNC」です。
今発売中のViciousの表紙を飾る、MALICE MIZERの、撮影現場の様子とインタビューをお届けします。
───── Le ciel PV ────────
スタジオ内にて、向かい合って座る井口編集長とGacktさん。
GacktさんはLe cielの衣装。
テロップ:「Le ciel〜空白の彼方へ〜」について
井:「Le ciel」なんですけども、
G:はい。
井:えー、シングルとして今回こうやってリリースされますけども、
G:はい。
井:曲を、作った時、まぁ自分の、気持ちですとか、えー、どんな時に作ったかなーっていうの、を覚えてらっしゃいます?
G:あの、「ヴェル・エール」…っていう曲、ま、MALICE MIZERがメジャー…デビューする時に、ま、出した曲なんですけど。
この曲の撮影…プロモーションビデオの撮影で、フランスに行ったんですよね。
で、そのときに、草原…で…あの、撮影のシーンがあって。
で、僕だけ少し時間があったんですよ。
で、まぁひとりボーっと、その草原の上から、空をずーっと見てて。
その時に、空の上から、降りてくる自分の姿、っていうのが見えて。
あの時の、気持ちと、あの、風や空気や、フランス独特の空の質感、ていうのが全部条件が重なって、
初めて僕はそこに自分自身を垣間見たっていう感じなんですけど。
その印象がすごく強くて。
で、空から降りてきた自分を見た瞬間に、もう、同じように音が一緒に降りてきてるんですよね。
それを、書いて。
全体的な世界観が、うん、まず降りてきて。
それがアルバムに入っていく方なんですよね。
でも、あの時に降りてきたものって、もちろん全体的なもので、細かいディティールがどうのっていうのはないんですよ。
それが、ツアーを通していく中で、自分の作曲に対する想いと、あと、こう…コンセプト、メルヴェイユっていうコンセプトの中で、
自分の探し求めていく答えみたいなものが、徐々に見えてくるじゃないですか。
うん、その中で、より広がっていくんですよね。「Le ciel」っていう世界観が。
それが今回の、うん、シングルの形に、なってると思いますね。
よく言われるのが、アルバムを出して、でその中に入ってたわけですよね。
それをシングルで出されたって、アレンジし直したってよく言われるんですけど、
僕の中ではアレンジをし直したのではなくて、今の発想の中で「Le ciel」をつくるとああいう風になったっていう自然な形なんですよね。
だから、もし発想が変わらなくて、同じ、音で、同じ歌詞で出そうとしても、それが僕の中で合ってれば、全然間違い…では…
僕はそれでいいと思うし。
たまたま、今の流れの中で、僕が持ってる世界観、MALICE MIZERが持ってる世界観が、今のシングルの形だから。うん。
録り直すにあたって、想いっていうものは頭の中にあって。
その頭の中にあるものを、今度は音っていうものに変換するわけですよね。
それって、すごく曖昧…ではあるけれど、それが出来た時っていうのは、不思議な感じなんですよね。
その音で、またさらにそれを聴いた人は、音を聴いて、今度は映像っていうものにまた変換するわけですよね。
音が鳴ったときには、その音の中心の中に、自分がいる。
自分の周りに風が吹いている。
空がある。
大地がある。
っていう…あの時に僕が感じた世界観と、この、メルヴェイユっていうツアーを通した中で、MALICE MIZERっていうバンドが持ってる、追い求めていた答え?
っていうのが、あの時の時点、まぁレコーディングをした時点ね、ものっていうのは入ってると思いますね。
井:ホントにあの、彼らはですね、あの、自分たちの、イメージをどう伝えていくか、そこにすごく熱心な人たちなので、あの、取材最中でもね、もう集中してやってますからね、けっこうあの、長かったり暑かったりするんですけども、
渋:はい。
井:全然もう疲れた感じはせずにね、頑張ってますからね。
渋:はい。
井:うん。Manaちゃんとかはね、ホントにあの、撮影のスタジオから、ひょこひょこひょこーと出て行きましてですね、
渋:はい。
井:地下鉄の駅まで切符買いに行っちゃいましたからね。一回。(笑)
渋:(笑)電車に乗ったわけじゃなくて…
井:乗ろうとしたというかね、切符を買おうとした、バスに乗ろうとしたというのはね、
渋:うーん…
井:その辺は、あの実は、Viciousの方の、えー、中にその記事載ってますけども。うん。
渋:うん。(笑)
井:お茶目なManaちゃんでございます。はい。
Malice Mizer
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