Gacktのオールナイトニッポンコム
2001.08.17_vol.1


G=Gacktさん
S=スタッフ

G:今宵は君を、眠らせないっ。
Gacktの、オールナイトニッポンコム…

こんばんは。
Gacktどぇす。
えー…(溜息)
この、オールナイトニッポンコム、一人でやるのは、今回が初めて。
普段のこの時間、いつもレコーディングやってたりとか。
休みがある、休みの時間があるときは、んー、ドライブしたりとか。
ちょっと前までは、えー、香港に、まぁショートシネマ、プロモーションビデオ、撮りに、行ってました。
まぁこのね、PV。
かなり良い!
あのー、今回の新曲のね、世界観をこう映像にしたいっていうことで。
まぁ出てくる登場人物、主人公、みんなチンピラ。
で、まぁみんなこう…ピラっぽい格好をしながら。
香港で、ま、色々、やってたわけ。
これねぇ、面白くて。
撮影の最中に、まぁあの裏路地でね、こう撮影をするわけ。
そうすると、その裏路地がすごい臭くて。
たまらないのね。(笑)
で、裏路地から表通りの…手前で待ってた…のね。
撮影の合間を。
ずっとこう煙草吸って、待ってるわけ。
そうするとさ、ま、ピラっぽい…わけ。
で、一緒に出てる、子たちが、3、4人いるでしょ。
でうちのスタッフはもともとピラっぽいわけ。(笑)
S:フッ(笑)
G:でー、そのピラっぽい人たちがいっぱい集まってる中に、本物のピラの人がスゥーって入っていくの。フフフ(笑)
僕はね、エキストラだと思ってたからね。
その人が。
で、現地の人が、「あぁ、あれはあの、本物の香港マフィアねー」とか言いながら。
あぁー…
カッコ悪いねぇーみたいな。
はい。
よくね、こうやって、ま、PVとか、あの、プライベートと香、撮影とか収録とかで、海外にね?
行くことがあって。
僕はね、基本的にね、日本人…だとはね、あんまり思われ…ないことが多くって。
いつだったかなぁ?
えー、5年くらい…前。
フランスに。
まぁその時もね、プロモーションビデオの撮影で行って。
パリのね、こうど真ん中に、ある、あやし〜いお店があって。
そこね、アラブ人…が、やってる、店だったの。
もうね、体重がね、だいたい150キロぐらいのアラブ人が出てきて。
まぁ、見た目はね、どう言ったらいいのかなぁ。
体はコニシキ?
でー、顔はね、…顔は誰だろうなぁ?
あのーー…
ま、いいや。
顔はね(笑)、とにかくね、目がすごく大きくてね、クリクリしてて睫毛が長くて、ヒゲがもう濃いぃ。
ま、すごく怪しい人だったのね。
で、その人…が、僕のとこへ寄ってきて。
お前どこから来た?
フランス語で言うんだけど。
いや、日本からって。
お前なんで日本人なのに、目青いんだ?とか言われて。
いや、これコンタクトだから。(笑)
お前なんで日本人なのに、要は東洋人なのに、髪の毛ストレートなんだ?
いや、これ、これは、日本人もともとストレートなんだよー、みたいな。
その人ちぢれてたのね。
で、お前日本人じゃないだろう。
いや、日本人だから。
いや、お前は日本人じゃない。
いや、日本人だから!
お前はアラブ人だ!
S:ハハッ(笑)
G:(笑)とか言われて。
S:ハハハ(笑)
G:いや、アラブ人じゃないから。
S:ハハ(笑)
G:一緒にするなよ。
とかいう話を、あのー、まぁね、フランスに行った時はアラブ人てゆわれて。
で、まぁロスでもよく仕事するんだけど。
その時にナニジンってゆわれたのかな。
ロシア人。
…ていわれて。
でー、台湾に行く飛行機の最中…では現地の人だと思われて。
まぁそういうことがあって。
あんまり日本人だと思われることは、すごく少ない。
で今回。
あのー、香港に行ってね、まぁ撮影三日間やって。
最後に一日、えー、僕だけ、香港に残る、ことになって。
でー、要はね、うちはね、あのー、サバイバルチーム。
ま、簡単に言うと軍隊を作ろうとしてるんだけど。
そのね、軍隊のね、服をね、ジャケット、をね?
買わなきゃいけない。
ま、集めなきゃいけないってゆって衣装さんに頼んでたのね。
で衣装さん忙しいから、買いに行く時間ないとか言われて。
僕キレちゃって。
だったら自分で探すとかって。
香港でね、買いつけしてきたんだよね。
S:ハハハ(笑)
G:朝から。
あの、アーミーショップ。
あの、香港にあるアーミーショップ全部回って。
十…何店舗もあったのかな?
一軒一軒。
あの、香港の人たち広東語しか喋れ…ないでしょ?
僕広東語分かんないのね。
電卓持って。
S:フフ(笑)
G:これでどうだ!?
S:ハハハハ(笑)
G:っていうことをね、十何店舗全部やって。
で、在庫全部出させて。
でー、叩いて叩いて。
日本で買うと、二万円の、ま、だいたい二万八千円ぐらいするジャケット。
一着のジャケットね。
50着買ってこなきゃいけなかったから。
S:フフ(笑)
G:必死になって探してて。
結局夕…夜の7時まで、もう粘って。
一着三千円にしてきたからね。(笑)
S:フフフ(笑)
G:うん。
間違いなくこれは税関に捕まると思ってたんだけど。
S:フフフ(笑)
G:フ(笑)
ま。フッ(笑)
税関ね、聞かれて。
お前コレ、一体なんだ?と。
これ、商品じゃないのか?と。
こんなね、この50着もあって。
いやこれはあの、商品じゃない。
これはうちの部隊のものだ。
S:フフフ(笑)
G:まぁあの、税関の人は、
あぁ、部隊ですか?
とか言われて。
S:フフフ(笑)
G:どうぞ。
とかってそのまま、通してくれて。
日本の税関の人はすごく優しいよね。
S:フフ(笑)
G:そうそう、遊び。
ッフッフッフッフッフ…(笑)
そうそう、おもちゃ。
おもちゃなんだよ。
あのー、変にね、本気になられると困るんだけど。
ま、僕的には半分本気なとこもあるんだけどね。
ッフッフッフッフッフッフフフ…(笑)
そんなわけで。(笑)
まずは、僕の、曲、Gacktで、「君のために、できること」


Next
    Gackt    
Home


SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送