@llnightnippon.com
2002.04.08_vol.3


日本の若者を救うべく、ガンダムが、そしてアムロが立ち上がった…

Gacktの@llnightnippon.com


G:えー、メール、来てます。
F:…ん。
G:宮城県仙台市、青葉区。アルテイシア。
F:フッフフフ…(笑)
G:フッ(笑)
アムロの気持ちが痛いほど分かる私は、まだまだ子供だなぁと思います。
『ガンダム』は、我慢とか、厳しさとか、規律とか、大人にとっての必要最低限なことを、自己中な、子供に分からせてくれるアニメだと思います。
ガンダムで成長した人と言えば、アムロですけど、私はカイさんの成長ぶりにも、感動しました。
ミハルを無くした後に、ジャブローで言うセリフが、たまらなく好きです。
カイさん、一番好きです。
人間味、溢れてて、カッコイイ。
…んー…
覚えてます?これ。
F:…え?
カイさんが?
ミハルを亡くした時に?
後に?

G:あのー、ミハルが、爆風…
F:えぇえぇえぇ…
G:で、飛んじゃって。
F:はい。飛んじゃいましたよね。
G:その後…えー…泣
F:泣きながら?
G:えぇ。
F:あぁあぁあぁー…
G:で泣いて、その後で、ミハルの死を乗り越えて、
F:うん。
G:モビルスーツに乗りながら…
かな?
F:あぁー…
G:でもこのセリフって難しいんですよねー…
F:あー、覚えてないです。やって下さい、ぜひ。
G:いや、これ出来ないんですよ僕ここだけ。
F:え?なんで?カイ得意なんでしょ?だって。
G:あのね、カイは、あの、馬鹿にする系…だけしか出来ないんですよ。
F:あぁー。はぁはぁはぁはぁ…。なるほど。
G:馬鹿にする系と、あとあの、…卑猥なことを言う系とか。フッ(笑)
F:卑猥なことなんて言いましたっけ?
G:ま、あのこれはまぁ、僕よく自分で勝手にアドリブで言ってるんですけど。
F:あぁ、そっか。ハハハ(笑)
G:フ…(笑)
F:なるほど。(笑)
G:フフッ(笑)
そういう感じのものは、…で、一応出来るんですけど。
F:あぁー。
G:あのー…さっきも話してたじゃないですか。
F:やってみません?じゃ少し。
G:いいですよ。
F:ねぇ。
いいですか?
G:はい。
F:はい…
カイさん、僕はあなたの全部が好きというわけじゃありません。
でも、今まで一緒に戦ってきた仲間じゃないですか。

G:そういう言い方好きだぜ、アムロっ。
ま、元気でやれよっ。 

F:ハハハハハハハハハ…(笑)
G:…フ…
F:なーるほどー。上手い上手い上手い!
G:フフッ(微笑)
F:ニュアンス出てますねぇー
G:フ…(笑)
F:うんうんうんー(笑)
G:いやぁー、これ緊張するなぁー…
F:あははははははははは…(笑)
G:今まででいっちばん緊張してるかもしんないなー…
F:そうですか?(笑)
あぁー、なるほどねー。
古川さんって僕とおんなじ事務所の…

G:へぇーー…
F:えぇ。役者なんですけど。
G:もうあの、僕ね、カイ…っていう人の、
F:うん…
G:その、出て行く瞬間とかのセリフとか、すーごい好きで。
F:ハァー…
G:あのーー、例えば、
「セイラさん、愛してるよッ」
とか。(笑)
F:あぁ、はいはいはいはいはい…
G:ああいう感じのその…戦争に行く人が、
F:うーん…
G:なーんてこと言いながら飛び出して行くんだろう…っていう、
F:うーん。
G:あの、このふざけた感じと、
F:うん。
G:でも実際に戦場に行ったときの、すごい緊張して、
F:うんうんうんうん。
G:こう一人でブツブツ言いながら、自問自答してる…
F:うん。
G:感じが大好きで。
F:そうですよね。カイってアムロよりも、戦争が嫌いっていうか…怖がりで、
G:えぇ。
F:うーん。
だけど仕方なく?

G:えぇ…
F:やってるみたいな、
G:そうね…
F:ところありましたよね。
G:すごい…
F:うーん。
わざとそれで、別にその、本気じゃなくて、憎まれ口を叩いちゃう

G:うんうん
F:っていう
G:うんうん
F:ちょっと照れ屋、照れ屋なところ?
G:うんうん。
F:うん。そういう…ナイーブさありますよね、彼はね。
G:で、こう真剣になった時って、
F:うん。
G:めちゃくちゃカッコイイでしょ?彼って。
F:あぁ…
カッコイイですかー?
僕は(笑)あんまり分かんない(笑)

G:ハハハ…(笑)
F:カッコイイって言うとやっぱり、アムロが真剣になってる時とか。
シャアが?
シャアはみんなカッコイイって言うじゃないですか、誰でも。

G:ダメですよ、それ。フッ(笑)
F:え、ダメですか?
G:ダメじゃないですか、それ。
F:え、なんで?(笑)
G:え、や、やっ…ぱりあの、こう…ほら?アムロとか、
F:うん。
G:シャアって、
F:うん。
G:やっぱりカッコイイところってこう…用意されてる、
F:用意されてる、うん。
G:キャラクターでしょ?
F:えぇ、そうですね、えぇ。
G:そうじゃないキャラクターがこう、カッコイイこと…カッコイイなぁーって思う瞬間って、
F:あぁー…
G:『ガンダム』の醍醐味だなーとかって…
F:あっ、
G:思う時って…
F:そうなんだ…
G:あるんですよねー。
F:なーるほどー…
あ、じゃあやっぱり客観的に全体を見てるから、自分の、「このキャラクター好き」みたいのが出てくるんですね、きっと。
僕なんかやっぱり、

G:ふーん…
F:入り込んでる(笑)って言うか、
G:あぁ…
F:アムロしか見てないから。
G:あぁ…
F:アムロの目でしか見てないから。
G:なるほどねー…
F:うん。他は、そういう風に思えない。
G:その、古谷さん…から、見た、
F:うん。
G:じゃあ『ガンダム』って、
F:ん。
G:一体、子供たちや、その見てる人たちに?
何を教えたの?って聞かれたら何て答えるんですか?
F:ん、やっ…ぱり、あのー……人間の脆さとか?
G:うん。
F:んー。弱さ?
G:うん。
F:それと醜さ。
G:うん。
F:うん。
んー、いかに人間…がちっぽけなものであるかっていうようなことを、

G:うん。
F:こう…教えてくれてて。
こういう、未来を作らないで欲しいっていうメッセージだと思って…

G:んー…
F:やっぱり…
G:ハァー(溜息)
なーんかアムロと喋ってるみたいだな…
F:いや(笑)そんなことないですよ。(笑)
G:なんかいいですね、やっぱり。
F:んーー。
G:んー、なんかね、あのー…えー、ほら、遊園地行ったときに、あの、こういうやつ、分かります?
F:あぁあぁあぁ。船みたいな形してて?
G:えぇ、えぇえぇ。
F:はいはいはいはい。
G:バイキング…
F:あっ、はいはい。
G:あれ乗った事あります?
F:あります、あります。
G:あれの先端に乗った事あります?
F:一番怖いとこですか?
G:そ、そうです、そうです。
F:あぁあぁー…
一回ぐらいあるかなー…

G:あれに乗ってると、
F:二度とイヤだと思って、怖くて…
G:こう…すごいこう胸がキューンてなるの分かります?
F:あーー、はい分かります分かります。
G:あのー、初恋に似た…
F:はっはははー(笑)
G:甘〜いこう…
F:甘酸っぱいような?(笑)
G:キュ、キュ〜
F:胸が苦しくなるような…
G:今、そんな感じですよ、今。
F:あ、そうなんですか?(笑)
G:もう胸がキュ〜ンとなってて。
F:(笑)ちょっと待ってくださいよ。(笑)
G:もうドキドキしてますよ。
F:(笑)え、そうですか?フッ(笑)
ん…

G:まっ、僕…はね…
ま、『ガンダム』を見て、んー、感じたこといっ…ぱいあるんですけど。
F:んー。
G:僕が『ガンダム』を見て、感じたこと。
ま、さっきも言ったようにその、脆さ、とか?
あの…人の弱さだったり醜さだったり、
F:うん。
G:ま、傲慢さだったりとかっていうその色んな感情が上手に表現出来てる…
っていうことを僕はやっぱりすごく感じて。
F:うん…
G:やっぱりハマ…っちゃったんですよね。
でその中で、その……僕が、ま、…ま、一番ていうわけじゃないんですけど。
あの漫画を見てて面白いなーと思ったのは、人それぞれ考え方って違う…
F:うん。
G:じゃないですか。
で、どれが合っててとか、どれが間違ってて…っていうのも、違いますよね。
F:うん…
G:で、実際にけっこう…あのー、いわゆる共産主義、と資本主義、とか民主主義の、まぁ、当時その、アメリカとソビエトの冷戦だったりとかそういうのをモチーフにしたり…っていう部分…まぁ分かんないですけど。
F:うん。
G:そういう…
F:ま、ジオンと連邦がね、
G:えぇえぇ。
F:ま、そうですよね。
G:そういう中で、お互い自分たちの、生活の目線や、
F:うん。
G:その、ま、立場、
F:うんうんうん。
G:の目線で、物事を見てて。
でも、結局見てる子供たちって、どっちが正しいとか間違ってるとかって分かんなく…
F:うん。
G:なるでしょ?
F:うん、うん。
G:でも…結局、あれを見てて…
ま、僕はその、見始めたのは、かなり大人になってからなんで。
どっちが正しいとか間違ってるとかじゃなくって。
どっちとも生活があって。
どっちにも考え方があって。
F:うん。
G:で、個人によっても全く考え方が違っていて。
で、その、個々の、考える中で、自分たちが、「こうなんだよ。」「あぁなんだよ。」って普通に、ぶつかり合えるレベルであれば、問題はなかったのに、結局、『国』っていう…レベルになって、しまったせいで?
あぁいう風な、悲劇が起こってしまったんじゃないのかなーって…
F:うーん…
G:それに、それに対して正しいとか間違ってるっていうことを言い出してしまった時点で、結局世の中って、ああいう風に戦争になったりとか、
F:うん。
G:してしまうんじゃないのかなーとか。
F:それぞれにとっては正義なんですよね。
G:そうですよね…
F:両方ともね。うーん。
G:もう実際にね、こう客観…的に見ると、そのー、…映像の中でも、
F:うん。
G:やっぱりブライトとかがすごいこう、…ま、そのギレン・ザビの演説を聞いて、
F:あぁあぁー。
G:いきなり怒り出して、
F:うーん…
G:ゆったりとか。
でそれに対してシャアは、例えばガルマの死に対してすーごいこう…ま、お酒を飲みながら…
自分はジオンの人間で。
でも復讐するためにいて、みたいな複雑な環境の中で、
F:あぁ、はいはい。
G:聞いてる立場があって。それぞれの発するセリフや発する態度や…
F:うん…
G:って全然違うじゃないですか。
F:うん…
G:そこら辺がね、僕はすごい好きで。
F:そうですね、『ガンダム』に出てくるキャラクターってやっぱりそれぞれがすごく個性的で、んー。
みんな、なんていうのかな、…色んなその、背景がありますよね。

G:んー。
F:んー。
だから、魅力的なん…でしょうねぇ。

G:んー。
なんか…んー…
やっぱりね、『ガンダム』…もうね、僕たぶんね、世の中にある映像作品の中で、
F:うん。
G:僕いちばん、生きてて、『ガンダム』見てると思うんですよ。きっと。
F:あぁあぁあぁ。何度も見たってことですか?
G:あのね、5、600回見てんじゃないかな…
F:そんなに(笑)それほ…(笑)
ウソォ?(笑)

G:ホントに。(笑)
F:そんな見てんですか?(笑)
G:もうワンシーンなんて擦り切れるぐらいもう、リピートリピートって。
F:へぇー…
G:きっと見てると思うんですよねー…。
F:え、他にも、色んな作品あるじゃないですかー?
G:例えば?
F:ま、例えば『エヴァンゲリオン』だとか。
G:あぁー〜〜…
F:ちょっとタイプ…的にはね?そういう現象になった作品とか…
G:はいはい。
F:ま、もうちょっと前だと『ヤマト』だとか。
G:はいはい。
F:うーん。
G:僕ね、『ヤマト』はね、…ま、あの、『ガンダム』を見たあとに、
F:うん。
G:僕けっこうアニメってダメで、全然。
F:あっ、そうだったんだ?
G:嫌いだったんですよ。
F:ほぉ〜
G:嫌いだったっていうかあのー、ちっさい頃全然テレビ…を見なくて。
F:へぇー…
G:まったくそのテレビを見る環境に育っ…てなかったんですよね。
F:テレビなかったわけじゃ(笑)ないですよね…?
G:いや、もうテレビ…はあったんですけど。
もうずーっとこう、NHKがかかってる状態で。
F:あぁー!ご両親そういう…?
G:えぇ。
F:ふぅ〜ん…
G:でー、もう、全然こうテレビを、僕らが見る環境ではなかった…
F:うんうんうーん…
G:んですよね。
で、大人になってから、…ま、アニメっていうものをたまにチラチラッと見ると、
F:うん。
G:まず、話の途中って絶対分かんないですよね。
F:はぁー〜…
G:で子供騙しっぽく見えちゃって。
F:うん、はいはいはい。
G:頭だけマセちゃってて。
F:うんうんうん。
G:でまったくそのアニメっていうのに興味がなくって。
F:へぇー…
G:で、当時そのー…いわゆるリアルタイムの時に、『ガンダム』っていうのが流行ってた時期?
F:うんうん。
G:ガンプラとか。
F:はいはい。
G:ま、色々…ありましたよね。
あの時とかね、もうほんっ……とにもうウザくって。
F:へぇー?
G:「なんだよっ?」
っていう。
F:うんうんうん。
G:「ガンダムってなんだよ!?」みたいな。
F:なんでそんな夢中になんるんだーみたいな風に見てたんですかね…へぇー
G:みんなはその『ガンダム』っていう言葉っていうのは何も、違和感なく、
F:うんフフフフ…(笑)
G:その、『ガンダム』『ガンダム』って言うのを言うわけでしょ?
F:(笑)はい。
G:でも、その文化にない、僕からしたら、『ガン』に『ダム』なのか、
F:はっははは(笑)
G:『ガンダム』、なのか、
F:…はは…(笑)
G:もう、色々考えて。
「もう『ガンダム』って何?」
って話をすると、
「いや、ロボットが…」
とかそういう、やっぱり説明しか出来ないから。
F:うんうんうんうんうん…
G:なーんだ子供だましの漫画か、みたいな…
F:うん…
G:部分で。でも大人になって…
たまったまもう、僕映画が大好きで、レンタルビデオの、映画を、すーごい借りて、毎日見てて。
F:あっ、実写の映画?
G:えぇ。
F:えっ、邦画ですか?洋画?
G:あのー、邦画も洋画も。
F:あ、両方。
G:でもう、見る映画がなくなっちゃって。
F:あっ、そんなに好きで見てたんだ…
G:もうそれっぐらい見てて。
F:ハァ〜…
G:僕昔から、全然、夜寝ないんですよね。
でー、もう、夜中はずっと映画の時間で。
で、映画で締めるみたいな。
F:え?昼間は?寝てんですか?
G:えぇ、昼間仕事で。
F:寝る時間どうするんですか?
G:僕だから寝る時間ほとんど2時間とか。
F:…ホントに?
G:えぇ。
F:死にますよ、それ。
…ハ…(笑)

G:ね。
F:よく(笑)生きてますねぇ(笑)
G:なんで(笑)でしょうね。
F:いやぁー(笑)
そうですか!

G:昔からですよね。
F:あぁ〜、そう…
G:でー、結局、アニメコーナーしか残らない…でしょ?最後は。
F:あはっ(笑)もう見、見切っちゃったから、全部?(笑)
G:そう。そうそうそう…
F:ハァ〜…
G:それでアニメコーナーしか残ってなくって、
F:うん。
G:でアニメコーナーに行ったら、『ガンダム』
F:はぁ〜〜、
G:って書いてて。
F:えぇえぇえぇ…
G:で結構、自分的に、悩んでたんですよね。
F:うーん…
G:その時こう…『ガンダム』とは書いてあるんですけど、
F:うん。
G:結局映画版しかなくって。
F:うんうんうん。
G:であの、『めぐりあい宇宙(そら)』
F:はい。
G:とか。
F:えぇ。
G:ま、3作品並んでて。
F:うん。
G:ま、聞いたことある、アニメだから、見てみよう。
って思って見たら、
F:うん。
G:わけ分かんなかったんですよ。
F:あぁあぁー…
G:あの、映画版って、飛んでるでしょ?
F:はいはいはい。
G:話が。
F:まぁダイジェストですよね。
G:ですよね。
まったくわけ分かんなくって。
F:うーん。
G:僕けっこうキレたんですよね。
F:あぁ…?
G:最初から最後まで見て3本。
F:うん。
G:でキレたんですよ。
F:キレた?
G:話がまったく読めなくて。
F:あぁー…
ホントは子供だましだと思ってたアニメが、

G:そう…
F:理解できなかった?
G:まったく理解できなくって。
F:なるほど。
G:話の繋がりが見えなくて。
F:あ、それで悔しかったんだ?
G:そう。それで、友達に電話して。
F:うん。
G:テレビ版…
F:あぁあぁ〜…
G:持ってるか?
F:なるほどね。
G:っていう話になって
F:うん…
G:テレビ版を見て、で「すごい…!」
F:ふぅ〜〜ん…
G:でハマっちゃって。
それからずーっと、こうテレビ版を探しては見てっていうことを、
F:あぁ〜〜
G:繰り返してるっていう…
F:ふぅ〜〜ん…なるほどー。そうだったのかー…
G:そんなわけで、えー…たくさんの、
F:テーマで全然話してないですね、もしかして。(笑)
G:フフフッ(笑)
F:ハハ…(笑)
G:けっこう…(笑)
F:ハハ(笑)ハハハ…(笑)
G:じゃあ、CMのあとは、えー、たくさん来た、メール、ちょっと、読んでみようかな…

――CM――


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