1999/04/06+03
ラジオ、黄金時代パートは、食われた羊羹と、限られた蜜柑

深夜27時
狼の遠吠えが聞こえる
そろそろギターでも…弾こうか…


えー…、まぁ僕が、あの、ロックにはまったきっかけ。
あのー…僕は…この”ロック”って言うものに触れたのっていうのはすごく、まぁ、最近のことで。
えー…ま、結構みんなはね、早い内からロックとか…に触れることが多いと思うんだけど。
えー…何故か僕の家っていうのは、あの、僕は、3歳…からまぁピアノを習わされてて。
でずーっとクラシックをやってて。
で、それでも色んな楽器を、やるようになって。

で1…7ぐらいだったかな。
17ぐらいにパーカッションに転向して。
でたまたまその時に、ま、教えてもらってた、ま、先輩って言うのかな?
その人に、「ガクちゃんさぁ、こんなCDあんだけど、聴いてみない?」みたいな感じで渡された、CDが、まぁそこに、「メタリカ」、って書いてあって。

で…まぁ僕はその、メタリカのCDを、見た瞬間に、「うわぁ、濃いぃ人たちだなぁ…」って思って。
でこう、CDプレイヤーにCD置いて、かけた瞬間、ヘリコプターのような、バスドラの、響く、ま、ドコドコドコドコドコドコドコ…っていう音が、もう僕の、心を、うーん、何て言うのかな?
何発か殴ったっていう感じかな?
うん。

ま、それがすごく衝撃で。
人間技じゃない、ってまず僕は、思ってしまって。
ま、当時僕はその、ドラムも一緒にやってて。
ん。何て言うのかな、自分の想像の範囲を、越えることを信じたくはなかった?
もしくは、あの、自分でも、そういうことできなかった。
で、それはどう考えても人間がやれる、ドラムテクニックではないと僕はもう…タカをくくってた。

で、実際にそのビデオを買いに行って。
で、ライブビデオ…を見たときに、ものすごいスピードで叩く、ま、ドラムの人がいて。
それを見て…そのスピードと、迫力と、あとはそのメロディーライン。
ん。んー、それまでは、結構聞いてる音楽とかっていうのはオーケストラとか。
ま、例えば40人とか50人とかっていうそういう大きな編成でしか、…ん、何て言うのかな、音楽っていうのはありえないとかそういう偏見をすごい持ってて。

でもそれから、4人でもこんなに、楽曲って成り立つんだ、みたいなものを、感じて。
それからどんどん、ま、ロックっていうものに、触れて…行き始めて。
それが…1…7の後半ぐらいだったかな…。

まぁ、あれは僕にとってかなり大きな…衝撃で。
んー、そこからはもうドラムの激しい曲は何でも聞くっていう。
ま、デューダス・プリスとか、ん、アンスラックスとか、スレイヤーとか。(名前ちょっと間違ってるかも/汗)
ま、とにかく、ヘヴィメタルと呼ばれていたものはもう…とにかく聞いて。
それをコピーして。
で、練習して。

そいうことを繰り返していく内に、あの、ドラムだけを聞くんではなくて、バンドっていう音そのものを、自然に聞けるようになって。
あぁ、バンドっていうのはこういうのがあるから、面白いんだ、とか。
ん、何て言うのかな…
例えばクラシックとかって、たまに…ま、そのプレイヤーの人たちで、ん、やる…人が居るんだけど。
バイオリンとか、まぁチェロとか、5人とか6人とかいたら、一人か二人弾き真似で、弾いてない人がいる。
ま、それでも、全然見てる人には分からなくって。

でもバンドっていうのは、その人一人が与えられた役割っていうのを、…うん、果たさなきゃいけなくて。
その人がいなかったら、バンドっていうのは存続できなくって。
そういう、何て言うのかな?
一人一人の、役割が確立した、信頼…って言うのかな?
そういうもので、結びついてるような、そういう関係にすごく、ん…憧れを持ちました。

ま、僕にとって、きっかけはあの、メタリカっていうバンドだったんですけど。
そう、そのメタリカの、あの…バンドの、ベーシストが、まぁ交通事故で死んで。
その人の追悼…ビデオみたいなのが、えー、ま、売られてたんですけど。
ま、他のメンバーが、どれだけその人を愛してたか、っていうのをすごく…んー、感じたっていうのかなぁ…。

ん…ま、今でもメタリカは、そのベーシストを変えて、新しいベーシストで、ん、やってるんだけど。
やっぱりあの当時の、ん、あ、その死んだ人です、クリ、クリフ・バートンっていうんですけど。
そのクリフ・バートン…っていうベーシストがいた頃とは、ちょっと変わってしまって。
僕は結構そのクリフ・バートンのいた、メタリカが、好きで。

でも今の、メタリカには今の、メタリカのいい所があって。
んー。なんか、できあがる曲そのものが、その時にいた、メンバーひとりひとりの想いが詰まってるっていうのが、僕は、バンドなんじゃないかなーなんて、思ってます。
ま、そんなメタリカの、この曲を聴いて下さい。「ワン」

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